ユーザーガイド
クイックスタート
画像ファイルや画像の入ったフォルダーをドラッグ&ドロップすると画像が読み込まれます。
左右キーや画面下部のスライダーで画像を切り替えます。
コンセプト
フォルダーや圧縮ファイルを ブック とみなした操作感覚になっており、画像をそれぞれ ページ としています。 フォルダーと圧縮ファイルの扱いは同レベルで、この単位を ブック とみなします。
設定ウィンドウ
メニューの 「オプション」 > 「設定」 で設定ウィンドウが開きます。
NeeView はさまざまな設定が可能で、そのほとんどをここで行います。
対応しているファイル形式
画像ファイル
標準的なフォーマット、SVG、WindowsにインストールされているWICに対応しています。対応拡張子は設定で確認できます。 例えば、Windows10であれば標準でデジタルカメラのRAW画像(.nef .cr2 など)に対応しています。 エクスプローラーでアイコンがサムネイル画像表示になっているものがおおよそWIC対応されています。
Tip
Microsoft Store からいくつかのWICコーデックをインストールできます。 .heic, .heif 画像であれば HEIF画像拡張機能 を、.avif 画像であれば AV1 Video Extension をお試しください。
圧縮ファイル
各種圧縮ファイル、PDFに対応しています。対応拡張子は設定で確認できます。 再帰圧縮ファイルにも対応しています。 パスワード付きファイルには対応していません。
動画ファイル
Windows Media Player で再生可能な動画がおおよそ対応動画となります。対応拡張子は設定で確認できます。 VLC Media Player をインストールしているのであれば、その機能で再生させることもできます。
動画はブックとして開かれますが、設定でGIFアニメのようにページとして開くようにすることができます。
テーマ
設定の「ウィンドウ」ページでウィンドウの外観を変更できます。
カスタムテーマも作成できます。フォーマットはテーマファイル仕様を参照してください。
パネル
画面左右に各種情報を表示します。
サイドバーアイコンで表示するパネルを切り替えます。
パネルはドッキング可能です。サイドバーアイコンやパネルのタイトルを他のパネルにドラッグすることで連結可能です。
パネルは独立したウィンドウにすることが可能です。サイドバーアイコンやパネルのタイトルを右クリックして「フローティング」を選択してください。
本棚パネル
ファイラーになっています。ここで選んだフォルダーや圧縮ファイルがブックとして開かれます。
外部へのドラッグ&ドロップにも対応しています。 「ファイル操作許可」 が有効な場合に限り右ボタンドラッグ&ドロップによりファイルの移動が可能です。
ページリストパネル
現在のブックのページ一覧です。
履歴パネル
閲覧したブックの履歴 です。
履歴にあるブックは、本棚のブック名に緑色のチェックマークがついています。
情報パネル
現在のページの情報を表示します。
ナビゲーター パネル
現在の表示を操作します。
パネルの「…」メニューから次の操作を追加表示します。
- サムネイル:ページの全体をサムネイル表示し、その上に表示領域を矩形で表示します。
- コントロールバー:GIFアニメや動画ページなどのアニメーションをコントロールします。
エフェクト パネル
現在の表示を加工します。
ブックマーク パネル
ブックを ブックマーク として登録し、いつでも呼び出せるようにします。
ブックマークされると、本棚のブック名に★マークが表示されます。
プレイリスト パネル
ページを プレイリスト に登録し、いつでも呼び出せるようにします。 プレイリストに登録されていると、スライダーにマークが表示されます。
プレイリストはファイルとして保存されています(.nvpls)。このファイルはブックとして開くことができます。 パネルの「…」メニューの「ブックとして開く」でもブックとして開けます。
アドレスバー
現在閲覧中のブックの場所の表示と、いつくかの機能をボタンで提供しています。
左側のボタン類は履歴の前後、再読み込みで、WEBブラウザーと似た感じになっています。
右側のボタン類はブックの設定の一部の切り替え機能を提供しています。
フィルムストリップ
メニューの 「表示」 > 「フィルムストリップ」 で機能の有効/無効を切り替えます。
フィルムストリップは各ページの縮小画像の一覧で、スライダーの上に表示され、スライダーと連動します。
メインビュー
ページを表示するメインエリアです。
メニューの 「表示」 > 「メインビュー ウィンドウ」 で別ウィンドウにすることができます。
マウスドラッグ
マウス左ボタン、中ボタンでドラッグすることで表示画像の移動や回転ができます。
設定の 「マウス操作」 ページで設定変更可能です。
マウスジェスチャー
マウス右ボタンでドラッグすることでマウスジェスチャー入力となります。
設定の 「コマンド設定」 ページからコマンドに対応するマウスジェスチャーを設定可能です。
ルーペ
マウス左ボタン長押しすることでルーペ(拡大表示)になります。
このモード中はホイール操作で表示倍率を変更できます。 また、他のマウス操作は全て無効になります。
設定の 「ルーペ」 ページで詳細な設定が可能です。
ドラッグ&ドロップ対応
外部アプリからのドラッグ&ドロップを受け付けます。
確認しているのは次の種類です。
- エクスプローラーからのフォルダー、ファイルのドラッグ&ドロップ
- ウェブブラウザからのドラッグ&ドロップ
Note
ブラウザにより挙動が変わることが有ります。
スライドショー
ブック内の画像を一定時間ごとに切り替えて表示します。
メニューの 「表示」 > 「スライドショー」 でスライドショーの再生/停止を切り替えます。
設定の 「スライドショー」 ページで動作を設定します。
コマンド
機能はほぼすべて「コマンド」という単位になっており、設定の 「コマンド設定」 ページですべてのコマンドの説明と現在のショートカットが確認、設定できます。
コマンドによっては個別のパラメータを設定できます。 コマンドはコンテキストメニューから複製できます。これによってパラメーターの異なるコマンドを作成することができます。
Note
設定ページ右下の「リセット」ボタンからプリセットで初期化できますが、これまでのコマンド設定がすべて消えてしまいますのでご注意ください。
コンテキストメニュー
標準では画像の上でアプリケーションキーを押すことでのみ開きますが、コマンド「コンテキストメニューを開く」にキーを割り当てることで別の操作で開くことができます。 例えば右クリックに割り当てることで一般的なコンテキストメニュー操作になります。
コンテキストメニューの項目は設定の 「コンテキストメニュー」 ページで編集可能です。
スクリプト
スクリプトファイルを用意することでコマンドを拡張することができます。 詳細は スクリプト マニュアル を参照して下さい。